好きで好きでたまらない先輩に告白して、完全無欠に振られたお話。

これは、わたしと先輩の、たった1ヶ月あまりの非日常。

以前から親しくしてもらってた、学校の先輩に告白した主人公。
だが、その告白はあっけなく断れる。
悲しみに暮れて、自分の部屋に戻ってからそのまま眠りについた主人公だが、目を覚ましてみたら、なにかがおかしい。
どうやら、自分は昨日告白した先輩になっているようだった。
ついでに、確認をとってみたら、なんと、先輩は「自分」になっているらしい。仕方なく、「お互いとして」日々を過ごすことにした先輩と主人公。
これにはいったい、なんの意味があるのか。
混乱していた主人公は、ふとこんな考えにたどり着く。

ひょっとして、これをきっかけとして、
先輩は、わたしのことを好きになってくれるのではないだろうか、と。